きしのし

定年が近いおっさんの日記です。旅行、鉄道、ポタ、メシ多めです。

石勝線と室蘭本線

三日目は早起きしたら岩見沢から室蘭本線に乗るつもりでしたが、がっつり寝坊しました。フェリーで揺れたからかもしれませんが仕方ないので経路変更です。もともとは札幌→岩見沢→追分→新夕張とするつもりだったのですが、札幌→千歳→新夕張に変更です。この変更で岩見沢→追分が乗れなくなってしまいましたが仕方ありません。

札幌駅から快速エアポートに乗って千歳で石勝線の普通列車に乗り換えます。石勝線の各駅停車は夕張支線廃止前はもっと本数は多かったのですが、今となっては都市間連絡の役割もなくなってしまい一日に2本しかありません(上りは三本/日)。午前11時過ぎの普通列車はなんと「始発」です(次の列車が終電ですな)。

千歳駅ホームでキハ150です

さて、この区間でキハ40に乗れると思い込んでいたのですが千歳駅に停車していたのはキハ150でした。ちょっとガッカリな部分もありますが、よく考えるとキハ150だってデビューから30年経過しているので先は長くなさそうです。

ちゃんと方向幕もあるんですね

石勝線普通列車は数名の乗客だけでした。南千歳から石勝線に入ると民家もなくなります。追分までは平地ですが、追分を過ぎると山間部の谷間を走ります。昔は駅だった信号場をいくつも通り終点の新夕張を目指します。石勝線は大幹線なので路盤は良く列車はあまり揺れません。でも、あまり速度は出しません。キハ150なのでそれなりにスピードは出ると思うのですがダイヤはキハ40ベースなのかもしれません。

千歳から約1時間で新夕張に到着です。夕張支線と夕張駅が廃止された今となっては夕張っていう駅名が悲しいので、昔の駅名の紅葉山に戻すのが風情があるように思うのですが駅名変更はお金がかかるので今のJR北海道には無理な気もします。

新夕張駅です。丘の上でいい感じです。

旧駅名の紅葉山のほうが風情がありますよね。駅前には紅葉山の駅名標があります。

新夕張で折り返しです30分程度時間があったので駅前の道の駅でお買い物です。タンコロというお菓子とメロン熊が名物ということでタンコロのチョコ味を購入です(ちなみに自分はメロンが食べられません)。

新夕張駅前の建物ですが、最初は廃墟だと思っていました。

数名の客を乗せた折り返し列車を追分で下車し、ここから苫小牧までは室蘭本線に乗ります。追分駅は広い構内で特急も停車しますが人はあまりいません。札幌行きの特急が停車しましたが下車客は0人でした。20分程度の接続で苫小牧行きが到着。こちらはキハ150だと思っていたらキハ40でした。最後にキハ40に乗れてラッキーです。

広い構内の追分駅ですが、ポツンと一両だけ停車しています。

最後にキハ40。ラッキー!

再びの苫小牧。乗り鉄はこれで終了です。

さて、苫小牧からは車で廃駅めぐりです。

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