きしのし

定年が近いおっさんの日記です。旅行、鉄道、ポタ、メシ多めです。

退院するする詐欺(その3)

二回延期となっている義母の退院ですが病院の相談員さんから「だいぶ状態がよくなった」と連絡がありました。なので「今週こそ退院」と各所とスケジュールを調整したり、介護タクシーを手配したりしたのですが、退院予定の3日前にDrからの「もう少し様子を見たい」の一言で退院は延期となりました。これで三度目の退院延期です。

私たち家族のスケジュールはどうでも良いのですが(本当はけっこう大変なんですが)、入居予定の施設にもご迷惑をおかけしそうな雰囲気です。

二回目の延期のあと「もう大丈夫だろう」といろんな荷物を入居予定の施設に搬入しています。

入所できない状態で荷物だけを置いておくのもアレなので施設側に聞いてみたところ、当座は置いておいても問題ないとのことだそうですが、いつまでも甘えるわけにもいきません。万一のときにはせっかく搬入した荷物を引き上げることも考えないといけません。

健康状態の話ですからどうにもならないのですが、早いところ落ち着いてほしいものです。

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長崎市電

空港からの船が到着した時津から乗ったバスは赤迫を通ります。なので長崎市電は赤迫からスタートです。

赤迫から長崎駅方面に向かうと線路は「長崎西洋館」というモールの中を通ります。ビルの中を線路が貫くのはエモいです。

西洋館の中には市電資料館があります。西洋館の内部もエモいのですが残念なことに取り壊されるとのことです。

その後はありこちぶらぶらと市電に乗って徘徊です。

 

石橋電停です。このあと山歩きしましたw

新地中華街近所です。この風景に見覚えのある人もいると思いますが聖地ですw

 

蛍茶屋の先にはビルの中に留置線があります。こちらもエモい!

ビルの軒下の電留線です。

乗り倒しました。かなり満足です。

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斜面移送システム てんじんくん

長崎に行ったら見てみたかった「斜面移送システム てんじんくん」を見てきました。斜面移送システムとは、階段を上り下りするエレベータのような乗り物です。坂の街の長崎には斜面移送システムが三箇所あるようですが、現役なのは「てんじんくん」だけのようです。

操作するには住民に発行している専用のカードが必要なようで、居住者以外が乗ることはできません。私が訪問したときには利用する人がいなかったため実際に動作するところは見学できませんでしたが、レールや箱をじっくりと眺めてきました。

レールは急斜面に対応するためにラックレールでケージ(箱)は写真のようにクローズドにはならずに開放的です。ラックレールの他に電力レールもあり、ケージとモータに給電(とアース)をしています。さすがに電極むき出しだと危険なので実際の端子はカバーの奥に配置してあります。

 

てんじんくん。ドアはありません。

上の駅からみたてんじんくん。けっこうな階段です。

てんじんくん正面のご尊顔

ラックレールです

架線というか電極というか・・・・

下からみたてんじんくんです。

カードを入れると動作するようです。

発想は良いしお年寄りには便利だと思うのですが、微妙に中途半端です。上下両方の駅(?)が階段の途中です。利用するためには乗車前後に階段を数段上下しないといけません。「あと少しだけなんとかならなかったの?」と言いたくなります(たぶん幅が不足しているんだと思います)。

ともあれ、珍しい乗り物をじっくり眺めて幸せでした。

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長崎名物といえば・・

せっかくの長崎ですから名物を食しました。

ちゃんぽん

最初のちゃんぽんは雲仙です。雲仙の地獄近辺は観光地なんですが、シーズンオフですしあまり食指が動く店はなかったのですが、少し離れた場所の絹笠食堂でちゃんぽんです。おそらく牛乳が入っているんだと思いますが、ちょっと独特の味でした。観光地の店というよりも、地元の人がふらっと入る食堂っぽい雰囲気です。

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2つめのちゃんぽんは超有名店の 蘇州林 の支店でいただきました。蘇州林は新地中華街にあるのですが今は休業しているようです。その代わり長崎駅ビルの中の支店が営業しています。週末は長蛇の列のようですが平日ならそれほどでもありません。こちらは、割りと馴染んだ味のちゃんぽんです。もっとも「馴染んだ」といってもリンガーハットですがw

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どちらも美味しかったのですが長崎人にきくと「最も美味しいのはリンガーハット」という人もいる位ですし、リンガーがなかったらちゃんぽんはここまでメジャーにならなかったかもしれないのでリンガーハットは偉大です。

トルコライス

トルコライスも名物です。長崎駅ビルにあるニッキー・アースティンでいただいたのですが、メニューの種類が多すぎて何を注文してよいかわかりません。なんだかよくわからにけど食べたのがこちらです。カレーピラフのオムライスにチキンカツ&デミグラスソースとナポリタンです。カロリー爆上げです。

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Joyfull

関東にも店舗はあるようですが、我が家の近所にはありません。本社は大分で西日本とか九州に多いように思います。なので地元メシと認定します。メニューの名前は忘れましたw

 

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大村湾ぶらぶら

本当は池島で廃墟めぐりをしてみたかったのですが時間的に無理だったので代わりに大村湾クルーズしてみました。もっともクルーズツアーがあるわけではなく、長崎空港から長崎に近い時津まで船が出ていますので用もないのに乗ってみただけです。

まず、列車とバスを乗り継ぎ長崎空港に出向きました。

大村駅です。風格のある駅舎です。

駅の近所の大村バスターミナルです。ここから空港行きのバスに乗りました。築相当年でかなり味があります(でも耐震基準大丈夫なんだろうか?)

空港には船の案内表示もありますが、空港の端っこまで行くと船乗り場があり時津とハウステンボスまで船でいくことができます(ハウステンボスは週末と休日のみ)。時津行きの船は日中の時間帯は30分から1時間間隔で出ているので時間を気にすることなく利用できます。空港から船乗り場へ行く連絡通路です。それなりに距離があります。

小さい待合いに設置されている自動券売機で切符を買って船に乗ると乗客は自分を入れて二人だけでした。たった二人の乗客を載せた船は、天気もよくてうらうらとした大村湾を進みます。内航船で着座位置も比較的低いので波が窓ガラスにかかるときもありましたが、全体的には穏やかでキラキラした大村湾を進み30分ほどで時津に到着です。

船内はガラガラです。

自分たちが乗った船はガラガラでしたが入れ違いに出港していった空港行きの船はたくさんの人が乗船していました。

さて、時津の港からは長崎市内までバスが頻繁に出ているので、港にありがちな足の心配は不要です。

長崎のバスは古いのが時々走っています。このバスも床は木張りです。

このボタンに萌えました

船での長崎空港アクセスは時間があって天気が良いときにはオススメしたいと思います。

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島原半島

長崎に行ったついでと言っては何ですが・・・以前から島原半島には行ってみたかったので諫早から車を借りて巡ってみました。

最初は雲仙温泉で「地獄めぐり」です。日本各所に「地獄」はありますが、こういった火山活動を見学するのは活発な火山活動を感じることができるので大好きです。

地獄の売店では温泉タマゴを売っているのですが、残念ながらミニマムオーダーが2個からなので諦めました(一人で二個は多いと思います)。売店近所にはネコがたむろしているのですが、地面が温かいのでべたっとお腹をつけて動きません。

 

 

「大叫喚」ってすごい名前です。

 

「地獄内は危険です」ってなんかパワーワード。危険でない地獄があるなら見てみたいです。

 

ねこ様ははらぺったりです。地面が温かいためと思われます。

島原半島は棚田や棚畑が点在しています。狭く急峻な土地を開墾して農業をするのは大変だと思います。というか長崎県には平地がないと思います。その昔、肥前の時代は佐賀平野があったのに明治になって佐賀が長崎県から分離独立した時に平地を持っていかれて山と島しか残らなかったということなんでしょうかw。どこも海と山が近いのが特徴だと思います。

耕作がまだですが見事な棚田です。

棚田は耳馴染みですが、棚畑ってのはあんまり聞かないような気がします

島原半島といえば雲仙で、雲仙といえば火山と火砕流です。もう数十年前になりますが、当時は大きなニュースになりました。

現地では記念館的なものもできて記憶を残していく取り組みをしていました。全体的な取り組みは良いと思いますが、記念館はイマイチです。再現ドラマの上映とかも行っていたのですが、「火砕流とは」といった基礎的なことも展示がなかったようですし「火砕流ってすごく怖い」という展示ばかりで防災の観点での展示がほとんどありません。1000円も取るのにコレですか?といった感じです。

ちなみに火砕流にはいくつか種類がありますが、雲仙はムラピ式火砕流(メラビ崩壊型火砕流)です。溶岩ドームが崩壊して発生する火砕流で、土砂崩れの溶岩版のような感じです。自分としては噴煙柱崩壊型の火砕流を見てみたいのですが、このタイプの火砕流は規模が大きくなりがちなので、発生しないに越したことはないです。

それはともかく、大野木場小学校にも行ってきました。小学校は火砕流にやられたのですが、実際には火砕流本体ではなくサージにやられたので土砂に埋まることなく建物が残っています。また、サージも比較的温度が低かったようでガラスや窓枠が残っていました。それが逆に災害をイメージすることができるので残しておく価値はあると思います。いずれにしても大野木場小学校と隣接する砂防ダムのあたりは無料なのに内容が充実していました。

最後は有明海干拓事業の水門のあたりの道路を通って、果物シリーズのバス停めぐりをしてみました。水門の道路は数キロにわたって一直線で左右に海が見え、ちょっと日本離れした景色だと思います。果物シリーズのバス停もたくさん設置されていました。このあたりで日が暮れたので諫早にもどり、さらに電車で長崎に行って宿泊しました。

両側が海で一直線の道路は日本ではなかなか無いと思います。

有明海(の向こうのほうの山)に沈む夕陽です

いちごちゃんバス停発見!

みかん?柿?

全体的には充実した一日でしたが、借りた車がタバコ臭くで参りました。本来禁煙のはずなんですがエアコンつけるとヤニ臭さ満点で窓開けて走る羽目になっちゃいまいした。なんだかねぇ・・・

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長崎に行ってきました

ちょっと所用があって長崎に行ってきました。週末と絡んだのでついでに長崎観光もししました。

往路は金曜の夕方発のフライトでしたが飛び石連休の谷間でがらがらでした。最後尾に陣取ったんですが周囲には誰もいなくてのんびりです。

最初の宿は諫早駅の近所ですが、賑やかなところは島原鉄道本諫早駅界隈なので飲み屋が数件といった寂しい状態で食事する場所がなくて困りました。

長崎空港に到着です。この時点で20時近いです。翼の後ろ側の座席は久々な気がします。

空港にはタイムカプセルが置いてありました。でも、10年のタイムカプセルって短いように思います。

せっかくなので大村駅までバスで出て列車で諫早に向かいました。大村駅はいい味だしていると思います。長崎圏でもICカードが利用できるようになって便利になりました

21時位の諫早駅です。朝3時の横浜駅位に閑散としています。新幹線が開業したので建物は立派です・・・が食べるところがありません(泣)

結局駅ビルの中で唯一開いていたラーメン屋で晩ごはんをいただきました。

おやすみなさい

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