廃駅めぐり (日高本線その3)
日高本線を辿って、今度は静内から南に向かいます。
荻伏駅は駅舎がヨ(車掌車)です。車掌車を待合室にする駅は北海道には一時たくさんありましたが、だいぶ数が減りました。というかそのような駅は乗降客数も非常に少ないため近年廃駅になったり路線そのものが廃線になったりしています。日高本線は廃線になって日が浅いので残っていますが、安全性の問題もあるのでそう遠くないうちに撤去されると思います。
荻伏駅です。わりと綺麗です。
この駅は裏側(ホーム側)に扉がありますね。珍しいタイプかもしれません。
↓は絵笛駅跡です。意外と到達難易度が高く「え?ここ行くの?」的な民家への入り口のようなところから入っていかないといけません。
浦河駅跡。「跡」というには立派に残っています。が、駅舎等は利用されていません。
今にも列車がきそうなんですけどねぇ・・・
東町駅跡は国道沿いにあるにはあるのですが、国道からは到達できなくて集落の狭い道を通る必要があります。国道から見えるのは下の写真の裏側になります。
朽ち果てる寸前の鵜苫駅跡です。こちらも車掌車駅舎ですが、かなり香しいですね。ちなみに中には入れませんでした。
終点様似駅のひとつ手前の西様似駅跡です。残念ながらこちらも中には入れません。
日高本線の終点だった様似駅跡です。廃線になる前とほぼ同じです。観光案内所も営業しています。ただホームに列車はもう来ません。
というわけで、日高本線の終点まできましたので、こんどは帯広を目指します。
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