きしのし

定年が近いおっさんの日記です。旅行、鉄道、ポタ、メシ多めです。

年金の停止と遺族年金の申請

義父の逝去に伴い年金関連の申請も必要です。

義父が加入していた(受給していた)年金は老齢年金、国家公務員共済組合、厚生年金の三種です。勤め人だったときの最後の何年かは民間に行ったため厚生年金もあるのですが、厚生年金からの年金の受給額はあまり多くなかったようです。また、どうも有期の年金だったようで既に支給が停止されていたようです。

まず最初に年金を停止しないといけません。国家公務員共済組合に電話すると「了解しました」程度であっさりしたものです。次いで遺族年金の話をすると「書類を居住地の住所に送ります」とのことです。ポイントは「受給者の居住地の住所」なので義父の自宅以外での受け取りができません。ひょっとしたら別の住所でも良いのかもしれないのですが電話連絡時にはそのような話は出ませんでした。なので遠方の場合はちょっと大変かもしれません。その後、二週間もかからずにそれなりに分厚い封筒が配達されてきました。

次いで義父居住地の年金事務所に行って手続きをしようとしたら予約制とのこと。せっかく遠くまで出向いたのに・・・と思ったのですが仕方ありません。窓口で別な日を予約し日を改めて行ってきました。が、結論から言うと年金事務所での手続きは不要でした。民間出身の場合は各所の年金事務所に赴いて手続きだと思いますが、国家公務員の場合は最初に連絡した国家公務員共済組合から社会保険庁に連絡がいくので手続きはどちらかで実施すれば良いそうです。

遺族年金の申請は6枚程度の書類への記入です。内容は難しいものではないのですが、マイナンバーがないと住民票、所得証明書または課税証明書(非課税証明書)が必要になります。以前も書いたように思いますが住民票が曲者です。同居人以外の取得はけっこうハードルが高いのですが、幸いにも義父の場合はマイナンバー通知カードが出土したので住民票の取得は回避できました。もっともマイナンバーカードではなく通知カードを使う場合は、もう一点証明が必要なのですが保険証とかでOKなので楽勝です。

というわけで、遺族年金の書類を記入し申請して一ヶ月ちょっと(40日位)で新しい年金証書が郵送されてきて無事に遺族年金が受給できるようになったようです。年金の振込先は当然ですが義母の口座で入居している施設の利用料としてありがたく使うことになる見込みです。

それにしても、義母は「お金」という概念が残っているかも怪しい状態になってきているので。。。ちょっと心配です。

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