きしのし

定年が近いおっさんの日記です。旅行、鉄道、ポタ、メシ多めです。

実印とマイナンバー

義父の相続人は義母と奥さんの二名で確定しました。

義母が健康な状態なら良いのですが、認知症のため自分で何かを判断することが難しい状態です。また、分割協議書には実印を押さないといけないのですが、義母が実印を持っているかも不明です。

実印を持っていないとなると実印の作成から始めないといけないのですが、実印の作成には本人が役所に出向く必要があります。義母の状態では役所に行って受けこたえするのは困難です。代理人でも申請は可能なのですが、代理人による申請の場合は申請後に本人に電話して確認作業があると市役所のサイトに記載されていて代理人申請も困難で詰みます。ここで詰むと後見人を立てることになってしまいます。

義母の実印がないと困るなぁ、と思っていたのですが発掘調査の結果、義父の実印とともに印鑑登録証のカードが二枚出土しました。ひょっとして・・・とダメ元市役所で確認したら義母の実印と判明しました。ラッキーです。これで少なくとも実印作成のためだけに後見人を立てる必要はなくなりました。

それから、各種の申請でマイナンバーがあるとかなり便利です。特に遺族年金や税金の申請では申請者(=義母)の住民票や収入の証明等が必要ですが全て省略できます。また、住民票は戸籍謄本と異なり同居していないと直系親族でも取得できないので別居の親族の場合、取得のハードルが高いですね(戸籍は直系親族なら同居の必要はない)。

マイナンバーカードがあればベストですが、マイナンバーカードがなくても通知カードがあればマイナンバーの記載があるので大丈夫です。

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