南米旅行 Day11 帰国編1:リマへ
南米旅行もいよいよ終わりです。ラパスからのフライトはお昼過ぎのLATAMでクスコ経由でリマへ行き、さらに乗り継いで米国経由の日本です。
当初ミニバスで空港に行こうと思ったのですが、宿の人から｢ミニバスだと遅延するからロープウェーがいいよ｣とアドバイスを貰いました。ロープウェーは空港直結ではないのですが、紫線の終点からタクシー使えば空港まではそんなに遠くないし道路も混まないので早くて安いとのこと。確かに地図を見ると紫線の終点は空港近所ですので、荷物を持ってロープウェー乗り場に向かいます。途中、道路は激しい渋滞でちっちも車が動く気配がありません。確かに、この状況だと狭いミニバスだとしんどいだろうなぁ、と思ってしまいます。当初、帰国日の今日はロープウェーに乗る予定がなかったので、Mi Telefericoのカードの残高がBs.1しかありません。財布の中の小銭入れに再度のBs.5コインがあったので窓口にカードとコインをだしてチャージしてもらいました。ちなみにMi TelefericoではICカードが使えますがチャージは窓口でしか行えないようです。
市内から空港方面へのロープウェーは紫線ですが、エル・アルトまで登ったら一旦乗り換えが必要です。乗り換えても同じ紫線なので追加料金はかかりません。終点で駅を下りるとタクシーがいたので料金交渉してBs25で空港へ向かいます。ロープウェーの料金と合わせBs28ですからミニバスよりも随分と高いのですが、市内からタクシーにのるよりは遥かに安いですし、市内の渋滞が回避できて時間も読めるので十分使えると思います。ただ、逆方向(空港から市内)だと使いにくいような気もします。
空港に到着してチェックインして残ったお金をドルに戻します。これからのフライトでクスコで乗り継いでリマへ行き、さらに米国便へ乗りつきです。クスコでは入国審査もあるので少し余裕を持たせて約2時間を確保しておきました。リマでの乗り継ぎは約6時間もあります。
ラパス空港(国際線)にはラウンジが1つだけあるのですが、使えるのはPriority Pass保持者だけのようでした。OneWorld Saphireではダメだと言われてしまいましたので、カフェでビール飲んで搭乗です。ほぼ定刻にドアクローズしたのはよいのですが、なかなかプッシュバックしません。外は雨が降っているなぁと思っていたら。機長から「悪天候で一時間遅れるよ」とアナウンス。1時間なら接続便にも間に合うから良いかなと思っていたのですが50分ほど経過したころで、飲み物とマフィンが配布され始めました。「こりゃダメだ」という予想のとおり、「悪天候が回復しないからさらに1時間遅れる」とのアナウンスがあり、さらにその後「一旦下りてください」とアナウンス。乗客全員飛行機から下ろされ搭乗口まで戻されてしまいました。
悪天候での空港閉鎖ですからどうすることもできませんのでプランBの検討に入りますが、クスコ→リマのフライトは1時間に一便程度あるのでなんとかなるでしょ、ということでプランB作成は終了です。一応、念の為にLATAMの係員に「別切りの航空券だけど乗り継ぎがあるのでよろしくね」とは伝えてはおきました。
結局4時間近く遅れゲートを離れクスコに向かいます。さすがに離陸してしばらくは激しく揺れました。
クスコには定刻よりも4時間近く遅れて到着。イミグレは係員が一人だけです。自分の座席は1列目だったのでほぼ一番最初にイミグレに到着したのですが、親子連れ等の優先客が優先されるため列が先頭でも審査はその後です。こういうシステムって良いですよね、きちんと優先させるべき人を優先させ、周りもそれが当然だと考えている。日本だと誰かがキレてしまうのではないかと思います。そうこうしているうちに係員がもう一人追加となって、無事にペルー入国です。
入国したら一目散に国内線のカウンターに行き、「悪天候で遅延して乗れなかったので代替便ちょうだい」とのことで、約1時間後の代替便を確保してもらいました。今回の旅行ではペルーの国内線では予約した2便ともオリジナルではなく現場で変更してもらったことになります。
そんなこんなでリマ到着時には夕暮れです。当初時間があったらタクシーで市内まで行こうかとも考えていたのですが、時間的な余裕がなくなり空港でだらだらすることにしました。
Day11はこんな感じで終了です。残りはリマからの帰国だけです。
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