東武350系と わ鐵
ちょっと天気が悪くて自転車に乗るのを躊躇した土曜に、東武の株主優待券を使って引退間近の東武350型、わたらせ渓谷鐵道、東武伊勢崎線に乗ってきました。
東武の350型は、まもなく引退予定だそうですが週末だけ定期運用があり、「特急きりふり」としてちょうど良い時間に東武日光まで走っていますので、乗り納めです。
床下からのコンプレッサーのポンポン音やVVVFではない抵抗制御方式の音が昭和を感じさせます。
車内はリクライニングしない&ひじ掛けの無い座席や、狭い間隔に設置されたシートや床下の暖房機器あたりが最も昭和な感じです。
350型の特急料金は他に比べて安いのですが、この設備ではスペーシアと同じ料金は取れませんね。その点はJR東よりもかなり良心的です。
浅草から約2時間 東武日光に到着するまで堪能しました。
日光からは日光市営バスで わ鐵 を目指します。
なんとなく通洞駅で下りました。天候も持ちそうですし時間もあったので通洞駅から間藤駅まで徒歩で向かいます。途中足尾駅には、朽ちたキハ30とかが置いてありました。その昔キハ30に毎日乗っていた身としては懐かしい思いでいっぱいです。
さらに間藤駅まで歩き列車を待ちます。それにしても間藤駅は駅前は工場なのですが、それ以外には何もありません。
日光からのバスでは、最初は間藤駅前というバス停で下車しようとしたのですが下車しなくて正解でした。こんなところに1時間以上滞在するのはけっこうきつそうです。
わ鐵は人もあまり多くなくのんびりと川沿いを下り途中で雨が降りだし終点の桐生に到着です。
桐生から両毛線で伊勢崎に向かい、浅草を目指します。
高架で近代的な伊勢崎からは、その昔に毎日乗っていた東武8000系の流れの850型に乗り太田を目指します。雨の田んぼの中を少しばかりの高校生を乗せ太田に到着し東武鉄道完乗です。
既に日は落ち周囲は暗くなっているので、乗り鉄は終了なので太田からは特急に乗って浅草に戻ります。
それなりに満足した一日でした。
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