きしのし

定年が近いおっさんの日記です。旅行、鉄道、ポタ、メシ多めです。

本籍はどこだ?

今後のこともあるので義父母の戸籍謄本を取得しよう、ということになりました。戸籍謄本は本籍地でないと取得できませんし申請は直系の親族である必要があります(代理人も可能なようですが敷居が高いです)。なので、実の娘である奥さんが義父母の戸籍謄本を取得するには何の問題もありません。

ただ、最大の難問が・・・義父母の本籍地がわかりません。免許証は返納しているしパスポートも持っていないため本籍がどこなのかさっぱりわかりません。「確か本籍は生家のまま」という奥さんの記憶はあるのですが住所がわかりません。年賀状に記載された義叔父の住所が義父の本籍だろう、と推測し年賀状に記載された静岡県袋井市役所まで奥さんと行ってきました。

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市役所の窓口で戸籍謄本取得の申請はしたのですが、「該当の住所が無い」と言われてしまいました。どうも地番変更があったようで、、、、

窓口のおねぃさんがとても親身になって対応してくださり、現在地の住民票から逐次辿って本籍を探すことができると教えていただきました。ただ、住民票の取得を本人以外が行う場合は同居していることが必要なんですよね。奥さんは義父母とは別居ですから例え直系の親族だとしてもそのままでは住民票は取得できません。なかなか制度の矛盾を感じるのですが、仕方ありません。

とかという話をしていたら、市役所のおねぃさんが何か思い当たったようで「住所はここで間違いないですか?」「ちょっと時間ください」とのことで奥に引っ込みました。少し待ったあとに戻ってきたおねぃさんの手元には書類が一枚。おねぃさんが持っていたのは義父の除籍謄本でした。それによると、義父の本籍はかなり前に埼玉に移動していたことがわかりました。

ここまでの遍歴(?)は以下のようです

  1. それなりの昔、義父は別な場所から居住地と同じ住所にあった本籍を生家に移動した。
  2. 平成の初期の頃、義父は本籍を生家の住所から居住していた住所に移動した。
  3. 本籍を移動したので義父の戸籍は「除籍」された。
  4. その後、戸籍はコンピュータによりシステム化された。
  5. 現存の戸籍はシステムに登録されたが、除籍は登録されなかった。
  6. さらに、平成の大合併等で町の名前も変更された。
  7. なので、検索してもヒットしなかった。

係のおねぃさんは現在の住所をもとに合併前の町名と住所から除籍謄本を手作業で発掘しということのようです。

で、義父の本籍ですが千代田区1の1とか変な場所に移動させていなければ、候補は居住していた住所か現住所の線が濃厚です。

その後いろいろあって、戸籍謄本取得の優先度が下がったのと時間的な余裕の関係で、いまだに義父の本籍は不明ですし謄本も取得していないのですが、気持ち的には少し楽になりました。

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